20151028

Labour

出産の時のことを書いてたら、すごい超大作が出来かけていたのにボタン操作を間違えて消してしまった…。
自分のためにも記録を残しておこうと思ったのにな。。。。

ということで、気を取り直してもう1度。

8月19日が予定日だったけれど、結局その日は何も起きず。
しかし、若干そわそわする。
いろいろ手伝いのため18日から母がロンドンに来てくれていたので、とりあえず動けるうちにお出掛け。

21日にミッドワイフ検診。
いい感じだけど、もうちょっと下がってからだから、2〜3日以内には産まれないと思うよー、と。
検診の後はちょうどお昼だったので、母が行ったことのなかったBorough Marketに行ってランチ。
近くにちょうどAesopのお店があったので、出産の時使おうと思っていたルームスプレーを探したらどうやらリバティー限定らしい。
なので、センターに移動してリバティーへ。

このスプレー、アロマ系の香りが好きな方にはおすすめです。

その日の夜9時くらいに着替えていると、尿漏れの様な現象が。
やべーと思ってお股に力を入れて、急いでトイレに行きました。
もしや破水?と思ったけどなんだか怖かったので、尿漏れという事にしてみたものの、部屋に戻ると再び尿漏れ!
止めようと思ってもうまくコントロールできなくて、とりあえず股を押さえながらトイレに直行すると、今度は便器がピンク色。
もしや、おしるし?と思い寝ていた母を起こし、とりあえず病院に電話しました。
破水したっぽいことと、おしるしらしきものもあった事を伝えると、病院に来るよう言われ、そこまで緊急でもないのでバスで母と病院に向かいました。
私はバースセンターでの出産を希望してたので、バースセンターに向かうと、今まさに陣痛真っ只中の女性と、そのパートナーらしき男性とお母さんらしき人がいて、少し経つと彼女達は小部屋に入っていき、ミッドワイフらしき人たち2人も一緒に入ってきました。
とりあえず、誰か対応してくれる人をずっと待っていたけど、一向に誰か来てくれそうな気配もない。
結局、普通の分娩病棟の方に連れて行かれ、陣痛中っぽい人たちがいる部屋に通されまし
た。
そこでもしばらく待たされた後ミッドワイフが来て、その時つけていたマタニティパッド
(生理用ナプキンみたいなもの)を確認して、破水で間違いないということでした。
破水したら大概の人は12時間以内に陣痛がくるんだけど、もし明日の夜9時ま
でに来なかったら促進剤打つから病院きてね、と言われ5枚くらいマタニティーパッドをもらい、解散。

ということで、一旦帰宅。
家に着いたのは12時半くらいでした。
1時過ぎくらいから、なんだかお腹に生理痛の様な痛みを感じ始めました。
その時はまだ全然耐えられる痛みだったけど、2時くらいになると約5分間隔で痛みがきま
 した。
 4時頃になると痛みも結構増してきて、間隔も3分に。
ミッドワイフからは、3分間隔になったら電話するようにと言われていたので、やっとかー
と思いつつ、病院に電話。
すると、今その陣痛どれ位続いているのかと聞かれ、1時間以上続いたら電話してと。
しょうがないので、痛みに耐えながら待つこと1時間。
きたー!!!と思ってまた電話するも、毎回60秒以上続いてる?60秒以上になったら来ていいよ。だと。
もう拷問かと思うような痛みの中アプリで必死に計り続けて、5時過ぎ頃に60
秒以上に。
痛すぎてハーハー言いながら電話すると、オッケー来ていいよーと。
速攻タクシーを呼んで病院へ。

病院に着くとまず検尿をして、その後妊娠して初めての内診。
この時、子宮口は4センチ開いてました。
検尿で何かに引っ掛かり、ご飯食べてきた?と聞かれ食べてないというと、さっき電話で
食べろって言ったでしょ!これから体力もたないから、後でシリアル持ってくから食べ
て!と怒られ、個室に移動。
ここのバースセンターは4月にオープンしたばかりで、広くてキレイな部屋でした。




部屋に行くと、痛み逃し様にバランスボールを借りて、とりあえずずっとバランスボールに乗っていました。
プールも勧められたけど、前に誰が入ったかわからないプールに入るのに抵抗があり、断
りました。
さらに、笑気ガスも使ってみたけど、効果は全くわからず。
それに、マウスピースでよくわからない空気を吸うってのがなんだか気持ち悪くて、さっさとやめました。
それでもやっぱり痛みが辛すぎて、Pethidineときう麻酔を打ってもらいました。
打つ際には、その麻酔をすることで出るかもしれない胎児への影響などを説明され、それに同意したうえで打ってもらいました。
すぐに効果はわからなかったけど、合間合間に睡魔に教われとにかく眠くて仕方なかったです。
ちなみに、陣痛の痛みに変化はなく、痛いままでした。
あまりに痛すぎて、陣痛が来るたびに全力でいたーーーーーい!!!!!と叫びまくり、母にずっとマッサージしてもらっていました。苦笑
そんなわけで意識が若干朦朧としていたのと陣痛が鬼の様だったため、全然時計を見ていなかったので、何時頃何が起きてたとか全然わからないです。
途中トイレに行きたくなり用を足そうとしたら、何かが出てきそうな感覚が!!
ミッドワイフにそれを伝えると、オッケーじゃあプッシュしていいよと。
すぐ出てきそうな感覚だったせいか、なぜか立ったままの状態で息もうとするものの、なかなかうまくいかず。
今度はベッドに移動して四つん這いの状態で、ビーズクッションにへばりつきながらプッ
シュ。
陣痛がきたらプッシュするもすぐに陣痛が遠のいてしまい、なかなか上手く出来ませんでした。
そして息み続けること1時間半、もうこんな痛み耐えられない、さっさと押し出して終わらせたい!!と思い、今までに出したことのない様な唸り声をあげながら(笑)、ながーーーーいプッシュ!!!
やっと頭が出て、その後はミッドワイフに言われる通りに少しずつプッシュして体全部が出ました。
何せ四つん這いだったので、股の下から息子をパスされ初めて我が子を抱いた時は、何だかとても不思議な気分でした。
さっきまであんなに陣痛に苦しんでたのに、あの痛みが嘘の様。
その後ヘソの緒を切らせてもらい、息子をミッドワイフにパスして、私はお股が裂けてし
まったので縫合、息子はキレイにしてもらって、身長や体重測定。
出産する前は、股が裂ける何て考えられないと思ってたけど、実際にはミッドワイフに言われるまで裂けた事すらわからなかったです。
そして、汚い話になってしまいますが、ずっと気になっていたう○ちのこと。笑
ミッドワイフがおケツの穴を押さえてくれるので大丈夫でした。



なぜか頑丈にタオル三重巻きされる息子。
3748gのビッグベビーでした。
この後はずっとフリータイムで、朝食としてシリアルとヨーグルトが出される。
母に紅茶も出してくれました。
1時過ぎに彼がきて息子とご対面。
立ち会いを希望していたけど、なんと彼は寝過ごしたため立ち会えず。笑
正確には、朝病院に行く時テキストしたけど彼はその時爆睡中だったらしく、気付かず。
陣痛中に電話があり、産まれそうになったら連絡して!行くからと言われたけど、実際産まれるタイミングなんてわからないし、陣痛でそれどころではなかったため、結局事後報告。笑
お昼ご飯は、サンドイッチ、ポテチ、ヨーグルトとオレンジジュースでした。
夕ご飯はホットミールを頼んだけれどなぜかもう無くて、お昼と同じ内容。笑
夕方には彼のお母さんと妹が来てくれて、21時過ぎまで談笑。
バースセンターの場合、面会時間は特に決まっていないようです。
息子の諸々のチェックがあり、その日中に退院出来るっぽかったけれど、授乳がうまく出来なかったため、結局入院。


(退院時に撮ったので散らかってます…)
バースセンターを選んだせいか、個室でした。
ちなみに自分以外の人も泊まって行く事ができます。
ただし、ベッドはなく右側に写ってる緑のイスのみです。
3時間毎にアラームセットして授乳してねと言われたものの、うまく授乳出来ず。。。
まぁ産まれてから24時間以内は例えなにも接種しなくてもまだ大丈夫だと言っていたからいいかなぁ…。
朝になると、また前日と同じ内容の食事が支給されました。
また息子の検査をしにきてくれたけれど、目のチェックでなかなか片目だけあけなくて、一旦中止。
その後何度かトライしにきてくれて、やっとチェック終了。
お昼過ぎに全て終わって、ミッドワイフがいろいろ今後のことなど説明してくれて、退院。


イギリスでの妊娠•出産経験を振り返ると、私的には特に不満はなかったです。
与えられるサービスなんかは最低限かもしれないけれど、こちらが求めた事に対して応えてくれるし、もともと自分がそんなに細かい性格ではないので、何も問題なかったです。
そして声を大にして言いたいのは、病院によって違うかもしれないけど産むならバースセンターがおすすめだと言う事です。
今回私が出産したのは、Queen Elizabeth Hospitalです。
場所柄、あまり日本人の方はいないところですが…。















































20151024

妊娠してからのあれこれ

当たり前だけれど、妊娠中は赤ちゃんが自分のお腹の中にいるわけで、常に一心同体。
なんだか、今考えると不思議な感覚です。
今目の前にいる子が自分の中にずっといたとか。

私の妊婦生活と言えば、特別何もなくほとんど今までどおりでした。
仕事も普通にしていたし、体調が悪くなることもなく。

私は最初のスキャンの時に、Amniotic Bandが見つかったと言われたんですが、何せそんな単語聞いたこともないし、日本語では羊膜索と言うらしけど今まで妊娠したこともないので、なんのことやらさっぱり。
説明されたけど、あー、へー…、みたいな。
家に帰って調べてみると、羊膜索とはどうやら羊膜から剥がれて索状になったもので、それが体に巻きつくと、羊膜索症候群と呼ばれ、最悪その部分が切断されてしまったり、焼き豚みたく紐が巻きついてくびれた様な跡がついたり、例えば口の上とかにくっついたら口蓋裂になったりするようです。
そうなってしまう原因や予防・対策、そして妊娠中なってしまった時の処置法は特にないそうです。
ただ、知恵袋などで読んだのによると、羊膜索が現れること自体はそこまで珍しいことではないらしく、羊膜索症候群になることが稀なんだそう。
実際私も2回目のスキャンの時にはもう羊膜索は見られないと言われました。

そんなこともあり、私は2回目のスキャン(20週すぎ)をするまでは職場には妊娠していることは言いませんでした。
幸い?私のお腹は目立つほど大きくならなかったし、割といつもオーバーサイズの服を着ていたので、特に誰にも気付かれることがありませんでした。
ただ、私の仕事は脚立で高いところに登ったり、重たいものを運んだり夜勤があったりと、なかなか肉体労働を含むものだったので、注意はしていました。
マネージャーに妊娠したことを伝えた後は、担当のフロアを変わったり、高いところや重い物を禁止されたりといろいろ気を遣ってもらい、感謝しています。
ただ、ストアーマネージャーはもともと気が合わなかったのもあるけれど、彼女からの扱いは正直ハッピーではなかったです。
彼女が実際妊娠した時、妊婦が働くというのがどんな感じなのかわかってもらえればと思います。

ところで、仕事をしていて産休をとってまた職場復帰するという方は、産休を申し出る際MAT B1というフォームが必要になります。

これは、ミッドワイフに言えばすぐ出してくれます。
このMAT B1と一緒に自分で書いたレターを提出してら、あとは承諾されるのを待つだけだったと思います。
書き方がイマイチよくわからなかったので、maternity letter sampleで検索して、必要なところだけ書き換えて提出しました。
全然何も調べなかったので、本来どれくらい前に出すものだったのか不明で、結構ギリギリに提出したので、妊娠を伝えた時などに早めに確認することをお勧めします。
ちなみに産休は最高で13〜14ヶ月取ることができます。(会社によって違うんでしょうか…?)
ただ、お給料が払われるのは9ヶ月までです。
私は今年分のホリデーがまるまる全部残っているので、産休プラスホリデーで約10ヶ月間休むことができます。
 というとで、私は予定日の1ヶ月前から休みを取ることにしました。


仕事はいつも7:30〜15:30と、普通の会社勤めの人よりかはかなり早く始まり早く終わったので、ラッシュアワーにぶつかることはありませんでした。
ただ、朝6時半前後でももう電車のシートに空きはなく、基本座れることはあまりなかったです。
こちらでは、妊婦さんがBaby On Boardのバッジを付けているのを見かけることがありますが、例に漏れず私もこのバッジ持っていました。

ただあまりつけることはなかったです。
なんか、バッジつけて座ってる人の目の前に立ったりするのも嫌だったし、付けていたところで、朝早い電車に乗ってる人たちはあまり席を譲ってくれることもなかったので…。
ちなみにこのバッジは駅で貰えるようですが、いつも行く駅が混んでいたので、私はネットで申し込みました。
Baby On Board, Badgeとかで検索したらTFLのサイトが出てくると思います。


こうやって書いてみると、なんだかかなりパッとしない妊婦生活を送っていたなあと思いました…笑


20151022

Finding Out

ヤル気のあるうちに、早速更新していきたいと思います!


ひとつ前のブログでも書いた様に、2月に妊娠が発覚しました。
市販のテストを使ったんですが、実際妊娠してわかったことは、妊娠している場合全く待たず、ソッコーで線が出て結果がわかるということでした。
なので、ドキドキする間もなくすぐに妊娠が確認出来ました。

ということで、GP(近所のかかりつけ医)に行くことに。
私の場合、それまでGPに登録していなかったので、まずは登録するところからでした。



予約を取りGPに行き妊娠したと思うと言うと、まずはおめでとうと言われました。
そして、この妊娠がハッピーかどうか、産むのか産まないのかを聞かれ、その後は既婚・未婚、病歴など一通りいろいろ質問されそれを先生がパソコンに打ち込み、そのデータが出産予定の病院に送られました。
他の方のブログを拝見した時は、希望の病院をきかれるとあったんですが、私の場合は特に何も聞かれず、その当時住んでいたフラットからも徒歩10分くらいのところにあった、Royal London Hospitalになりました。
GPでは特に検査も何もせず、後日病院からスキャンの予約の電話があるからと言われ、これで終わりでした。

そこから1〜2週間後に病院から電話がありスキャンに行ってきました。
最初はミッドワイフ(助産師さん)と恐らく研修中の学生と一緒に、母子手帳的なノートにいろいろ個人情報を記入していき、その後スキャンでした。
スキャンは専門のソノグラファーの方がしてくれます。
いろんな方が書かれているのでもうご存知の方も多いかと思いますが、イギリスではスキャンは基本12週の20週の2回のみになります。
それ以外にもしたい方は、プライベートの病院に行けばお金はかかりますがやってもらえるそうです。
お恥ずかしい話ですが、私は最後の生理の日を覚えてなかったので、多分この辺りだったと思うんだけど…と言ってGPや助産師さんにも言っていて、その日で計算して週数を割り出していました。
でも実際スキャンをしてみたら、今のサイズからしてその週数では合わない、サイズから言うと16週になるよということで、最初のスキャンではすでに16週になっていました。
スキャンの後は血液検査で、この時ダウン症のテストもしたいか聞かれ、一緒にしてもらうことにしました。
何も異常がなければ検査結果の手紙だけ送られてきて、もし何かあったら電話がかかってくるとのことでしたが、幸い何も異常は見つからず手紙だけでした。
でも、封筒を開けるまでは本当にドキドキでした。。。


そして、この後からは病院に行くことはなく、決められた週数の頃自分でGPに予約を入れて、ミッドワイフとのルーティーンチェックアップがありました。

正直、もう10カ月近く前のことでかなりうる覚えですが、妊娠発覚からは大体こんな流れでした。

20151021

It's been a while....

どうやら、このブログを放置したまま1年が経っていたみたいです…。

この1年の間にそんなにいろんなことはありませんでした。

しかし。正直自分の人生においてとても大きなイベントがありました。




そうです。私、妊娠しました。そして、出産しました。

妊娠がわかったのは2月で、2ヶ月前の8月下旬に産まれました。
妊娠の疑いはあったものの、着床出血?的なものがあったのでてっきり生理かと思って、最初は気付かず、病院に行った時には16週でした。

1月の始めに3泊4日でスペイン旅行に行ったんですが、4日目の朝に前日結構飲んだのもあり若干二日酔いだったもののお昼前には復活しました。
一通り観光もした後、友達とお腹空いたねーでもなんか和食とか食べたいよねーとなって、唯一やってたエセ日本食レストランに行き、天ぷらうどんを食べました。
しかし、食べ終わって何だか気持ち悪くなってきて、結局食べたもの全て吐いてしまいました…。
汚い話ですいません。
そこからがもう災難で、一旦荷物を取りにホテルに戻った時も、トイレに何度もかけこみ嘔吐との戦い。
特に何も出なくてもとにかく気持ち悪い、例えるなら、まさに二日酔いのような感じ。
そして空港に向かうバスの中でもぐったり、空港で待っている間もずっとトイレを往復。
飛行機でも1度トイレにかけこみ、たまたま隣の3席が誰も座っていなかったのでCAさんに言って、離陸してからそちらにうつりずっと横になっていました。
着陸してガトウィックのイミグレーションで長蛇の列に並んでいる間も、恐らく10回以上トイレに行ったと思います。
イミグレーションを突破した後はなぜか吐き気もなくなり、電車に乗りビクトリアまで無事帰ってこれました。

この時は、一緒に行った友達も帰ってきてからお腹こわしたと言ってたので、ノロか食あたりか何かだと思っていたんですが、今思えば悪阻だったんですかね…。
結局1月はずっと体調が完全には治らなくて、食べれたり食べれなかったりの繰り返しでした。
2月からは全くそんなこともなく、私の悪阻はどうやら1ヶ月程でおさまったようです。

ちなみに、よくいろんな人からCraving (何か特定のものばかり欲すること)はあった?と聞かれたけど、私は全然ありませんでした。
全く受け付けないものもなかったし、至って普通でした。


とまぁ、こんな感じで私の妊婦生活が始まっていきました。

ワーホリで来てるくせに、何なら今は産休中です。
特に今までブログに書くような特別な出来事もなかったんですが、これからは息子の記録としてブログに残していこうかなと思い、ブログを1年ぶりに復活させてみました。
自分自身、妊娠していろんな人のブログを読み漁ってとても参考になったので、私も少しでも誰かの役に立てたらなという思いもあり、これから少しずつ妊娠中のところから遡りつつ書いていこうかと思います。

でもまあ私のことなので、またすぐに書かなくなるかもですが…苦笑