出産の時のことを書いてたら、すごい超大作が出来かけていたのにボタン操作を間違えて消してしまった…。
自分のためにも記録を残しておこうと思ったのにな。。。。
ということで、気を取り直してもう1度。
8月19日が予定日だったけれど、結局その日は何も起きず。
しかし、若干そわそわする。
いろいろ手伝いのため18日から母がロンドンに来てくれていたので、とりあえず動けるうちにお出掛け。
21日にミッドワイフ検診。
いい感じだけど、もうちょっと下がってからだから、2〜3日以内には産まれないと思うよー、と。
検診の後はちょうどお昼だったので、母が行ったことのなかったBorough Marketに行ってランチ。
近くにちょうどAesopのお店があったので、出産の時使おうと思っていたルームスプレーを探したらどうやらリバティー限定らしい。
なので、センターに移動してリバティーへ。
このスプレー、アロマ系の香りが好きな方にはおすすめです。
その日の夜9時くらいに着替えていると、尿漏れの様な現象が。
やべーと思ってお股に力を入れて、急いでトイレに行きました。
もしや破水?と思ったけどなんだか怖かったので、尿漏れという事にしてみたものの、部屋に戻ると再び尿漏れ!
止めようと思ってもうまくコントロールできなくて、とりあえず股を押さえながらトイレに直行すると、今度は便器がピンク色。
もしや、おしるし?と思い寝ていた母を起こし、とりあえず病院に電話しました。
破水したっぽいことと、おしるしらしきものもあった事を伝えると、病院に来るよう言われ、そこまで緊急でもないのでバスで母と病院に向かいました。
私はバースセンターでの出産を希望してたので、バースセンターに向かうと、今まさに陣痛真っ只中の女性と、そのパートナーらしき男性とお母さんらしき人がいて、少し経つと彼女達は小部屋に入っていき、ミッドワイフらしき人たち2人も一緒に入ってきました。
とりあえず、誰か対応してくれる人をずっと待っていたけど、一向に誰か来てくれそうな気配もない。
結局、普通の分娩病棟の方に連れて行かれ、陣痛中っぽい人たちがいる部屋に通されまし
た。
そこでもしばらく待たされた後ミッドワイフが来て、その時つけていたマタニティパッド
(生理用ナプキンみたいなもの)を確認して、破水で間違いないということでした。
破水したら大概の人は12時間以内に陣痛がくるんだけど、もし明日の夜9時ま
でに来なかったら促進剤打つから病院きてね、と言われ5枚くらいマタニティーパッドをもらい、解散。
ということで、一旦帰宅。
家に着いたのは12時半くらいでした。
1時過ぎくらいから、なんだかお腹に生理痛の様な痛みを感じ始めました。
その時はまだ全然耐えられる痛みだったけど、2時くらいになると約5分間隔で痛みがきま
した。
4時頃になると痛みも結構増してきて、間隔も3分に。
ミッドワイフからは、3分間隔になったら電話するようにと言われていたので、やっとかー
と思いつつ、病院に電話。
すると、今その陣痛どれ位続いているのかと聞かれ、1時間以上続いたら電話してと。
しょうがないので、痛みに耐えながら待つこと1時間。
きたー!!!と思ってまた電話するも、毎回60秒以上続いてる?60秒以上になったら来ていいよ。だと。
もう拷問かと思うような痛みの中アプリで必死に計り続けて、5時過ぎ頃に60
秒以上に。
痛すぎてハーハー言いながら電話すると、オッケー来ていいよーと。
速攻タクシーを呼んで病院へ。
病院に着くとまず検尿をして、その後妊娠して初めての内診。
この時、子宮口は4センチ開いてました。
検尿で何かに引っ掛かり、ご飯食べてきた?と聞かれ食べてないというと、さっき電話で
食べろって言ったでしょ!これから体力もたないから、後でシリアル持ってくから食べ
て!と怒られ、個室に移動。
ここのバースセンターは4月にオープンしたばかりで、広くてキレイな部屋でした。
部屋に行くと、痛み逃し様にバランスボールを借りて、とりあえずずっとバランスボールに乗っていました。
プールも勧められたけど、前に誰が入ったかわからないプールに入るのに抵抗があり、断
りました。
さらに、笑気ガスも使ってみたけど、効果は全くわからず。
それに、マウスピースでよくわからない空気を吸うってのがなんだか気持ち悪くて、さっさとやめました。
それでもやっぱり痛みが辛すぎて、Pethidineときう麻酔を打ってもらいました。
打つ際には、その麻酔をすることで出るかもしれない胎児への影響などを説明され、それに同意したうえで打ってもらいました。
すぐに効果はわからなかったけど、合間合間に睡魔に教われとにかく眠くて仕方なかったです。
ちなみに、陣痛の痛みに変化はなく、痛いままでした。
あまりに痛すぎて、陣痛が来るたびに全力でいたーーーーーい!!!!!と叫びまくり、母にずっとマッサージしてもらっていました。苦笑
そんなわけで意識が若干朦朧としていたのと陣痛が鬼の様だったため、全然時計を見ていなかったので、何時頃何が起きてたとか全然わからないです。
途中トイレに行きたくなり用を足そうとしたら、何かが出てきそうな感覚が!!
ミッドワイフにそれを伝えると、オッケーじゃあプッシュしていいよと。
すぐ出てきそうな感覚だったせいか、なぜか立ったままの状態で息もうとするものの、なかなかうまくいかず。
今度はベッドに移動して四つん這いの状態で、ビーズクッションにへばりつきながらプッ
シュ。
陣痛がきたらプッシュするもすぐに陣痛が遠のいてしまい、なかなか上手く出来ませんでした。
そして息み続けること1時間半、もうこんな痛み耐えられない、さっさと押し出して終わらせたい!!と思い、今までに出したことのない様な唸り声をあげながら(笑)、ながーーーーいプッシュ!!!
やっと頭が出て、その後はミッドワイフに言われる通りに少しずつプッシュして体全部が出ました。
何せ四つん這いだったので、股の下から息子をパスされ初めて我が子を抱いた時は、何だかとても不思議な気分でした。
さっきまであんなに陣痛に苦しんでたのに、あの痛みが嘘の様。
その後ヘソの緒を切らせてもらい、息子をミッドワイフにパスして、私はお股が裂けてし
まったので縫合、息子はキレイにしてもらって、身長や体重測定。
出産する前は、股が裂ける何て考えられないと思ってたけど、実際にはミッドワイフに言われるまで裂けた事すらわからなかったです。
そして、汚い話になってしまいますが、ずっと気になっていたう○ちのこと。笑
ミッドワイフがおケツの穴を押さえてくれるので大丈夫でした。
なぜか頑丈にタオル三重巻きされる息子。
3748gのビッグベビーでした。
この後はずっとフリータイムで、朝食としてシリアルとヨーグルトが出される。
母に紅茶も出してくれました。
1時過ぎに彼がきて息子とご対面。
立ち会いを希望していたけど、なんと彼は寝過ごしたため立ち会えず。笑
正確には、朝病院に行く時テキストしたけど彼はその時爆睡中だったらしく、気付かず。
陣痛中に電話があり、産まれそうになったら連絡して!行くからと言われたけど、実際産まれるタイミングなんてわからないし、陣痛でそれどころではなかったため、結局事後報告。笑
お昼ご飯は、サンドイッチ、ポテチ、ヨーグルトとオレンジジュースでした。
夕ご飯はホットミールを頼んだけれどなぜかもう無くて、お昼と同じ内容。笑
夕方には彼のお母さんと妹が来てくれて、21時過ぎまで談笑。
バースセンターの場合、面会時間は特に決まっていないようです。
息子の諸々のチェックがあり、その日中に退院出来るっぽかったけれど、授乳がうまく出来なかったため、結局入院。
(退院時に撮ったので散らかってます…)
バースセンターを選んだせいか、個室でした。
ちなみに自分以外の人も泊まって行く事ができます。
ただし、ベッドはなく右側に写ってる緑のイスのみです。
3時間毎にアラームセットして授乳してねと言われたものの、うまく授乳出来ず。。。
まぁ産まれてから24時間以内は例えなにも接種しなくてもまだ大丈夫だと言っていたからいいかなぁ…。
朝になると、また前日と同じ内容の食事が支給されました。
また息子の検査をしにきてくれたけれど、目のチェックでなかなか片目だけあけなくて、一旦中止。
その後何度かトライしにきてくれて、やっとチェック終了。
お昼過ぎに全て終わって、ミッドワイフがいろいろ今後のことなど説明してくれて、退院。
イギリスでの妊娠•出産経験を振り返ると、私的には特に不満はなかったです。
与えられるサービスなんかは最低限かもしれないけれど、こちらが求めた事に対して応えてくれるし、もともと自分がそんなに細かい性格ではないので、何も問題なかったです。
そして声を大にして言いたいのは、病院によって違うかもしれないけど産むならバースセンターがおすすめだと言う事です。
場所柄、あまり日本人の方はいないところですが…。